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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン

タッチで魅せる水彩画 -手の動きで出すタッチのいろいろ -(2023年12月号掲載分)

絵画でのタッチとは筆触や筆跡のことで、筆の大きさ・形・素材、筆圧、絵の具の濃度や水の量など様々な要素で、描く人の個性を出します。また、それぞれの物の向きや質感に合ったタッチで描くことで、よりその物らしさを出すことができます。今回は同じ水の量でも手の動かし方で変わるタッチの例を見てみましょう。

 
↑ 線を払うタッチ
花びらの模様、葉っぱ、髪の毛など線の集合や筋があるものの表現に。    

 

↑ 滲み・ぼかしタッチ
水を多めに絵の具を溶かし、紙の上で滲ませます。水彩らしい瑞々しさを出したい時に。

 
↑ 点描タッチ
トントンと点で描くように描くタッチ。筆の大きさも関係しますが、花のしべ、砂、密集した葉っぱなど案外よく使います。

 
↑ 平たく均一に塗るタッチ。広い面積や陰影の少ないものに。

 

↑ くるくる小さな円を描くように描くタッチ。
ギザギザにしてみたり敢えて筆跡を残して雰囲気を変えるもの◯。


その他に、濃度の違いや、ドライブラシなどの水彩画技法など、様々なタッチがあります。それぞれのタッチや技法の詳細は今後のワンポイントレッスンで少しずつ紹介していきたいと思います。





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手の動きで出すタッチのいろいろ
絵画のタッチ、筆跡、筆触、筆致

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