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水彩画の描き方 ワンポイントレッスン
風景で魅せる水彩画 - 風景画 下描きのヒント -(2024年10月号掲載分)

今号よりタッチからは離れて、参考作品とその制作の過程を紹介していきたいと思います。今回は表紙にある作品、イタリアのアルベロベッロの町並みの形の取り方を見てみましょう。

形のとりはじめ
細かい描き込みも多いモチーフですが、まずは大きな形を捉えていきます。特徴的なとんがり屋根は絵では3つ連なっています。上の図のように補助線を引きつつ、屋根の位置と角度、高さを捉えていきます。

着彩までにやると便利な描き込み
風景画で細かい描き込みがある場合、絵の具のみで表現しようとすると大変なことが多くあります。鉛筆で下描きをする段階で、物の向きや、質感、明暗などを描き込むことで、その後、絵の具で塗った時もスムーズに完成まで進めることができます。
↑ 屋根 … 横線を細かく重ね、その後に長四角や黒ずみを足す。
↑ 地面 … 高さのある段は縦線を重ねて区別します。
またブロックなどが敷かれた地面も描き込みます。
↑ 窓やドアなど、影になる部分は先に鉛筆で軽く塗っておくと、絵の具をつける時も区別がしやすく立体感も出せます。
水彩画 鉛筆 下描きのヒント
風景画の描き方・形のとり方
水彩画のコツ 豆知識
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